見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集Photo:gremlin/gettyimages

2024年に人気を集めた特集『大学格差』。2025年度入試は「大学の二極化に最も拍車を掛けた年」と、後々振り返ることになるかもしれません。年明けの大学入学共通テストは高校の学習指導要領改訂に初めて対応する「新課程入試」となり、試験の科目や出題の範囲が変わるからです。複雑化する共通テストを受験生が敬遠したくなるこのタイミングで、まさかの都内有名大学が「年内学力入試」をスタート。単純に基礎学力を測るこの方式、他大学も一斉に追随すること必至です。受験勉強の成果を試される一般選抜入試で真剣勝負するのはエリートたちの世界となり、受験学力から選抜できる大学はほんの一握りに絞り込まれていきます。エリート以外は推薦を主体とした年内入試へと流れ、一般選抜による入学者が数人もしくはゼロになる大学が大量発生していくことに。この二極化で格差をつけられる大学側は存亡の危機に立たされる一方、受験生側にとってはチャンス。意外な大学や学部が入りやすくなり、自らの意思とやり方次第でこの状況を味方にできるのです。人気特集と連載を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、特集から2本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)

南山大や西南学院大が「MARCH」「関関同立」級の扱いになる“地方大学の論理”【26私大43年間の偏差値推移早見表】

大学格差#14

 全国の私立大学のうち6割が定員割れしており、とりわけ厳しいのが地方の大学だ。苦しいながらも最後に生き残って勝ち組となり得る地方私立大はどこなのか。特集『大学格差』(全20回予定)の#14では、地方私立大の勝ち組に迫る。併せて、北海道、東北、中部、中国、四国、九州の私立26大学について43年間の偏差値の推移早見表を掲載する。 >>記事を読む

近畿大と東洋大が大出世!「関関同立近」「TMARCH」という“新たなくくり”の説得力【関西25私大43年間の偏差値推移早見表】

大学格差#18

「早慶」「MARCH」「関関同立」でくくられる難関大学は、共通して「三つの優位性」を備えている。「日東駒専」の筆頭格である東洋大学、「産近甲龍」の筆頭格である近畿大学もまた、この優位性を持つ。勝ち組の王道を歩む大学にある三つの優位性とは何か。特集『大学格差』(全20回予定)の#18では、全国私立78大学を三つの優位性で比較した。併せて、関西私立25大学について、43年間の偏差値の推移早見表を掲載する。 >>記事を読む

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