「頑張っているのに、結果がついてこない」「必死に仕事をしても締め切りに間に合わない」同僚は次々と仕事を片付け、成果を出し、上司にも信頼されているのに、「なんでこんなに差がつくんだ……」と自信を失ったとき、どうすればいいのでしょうか?
ビジネススキルを発信するTikTokのフォロワーが19万人を超え『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の著者である「にっしー社長」こと西原亮氏に教えてもらった「超優秀な人が秘かにしている仕事のコツ」を本記事で紹介します。
上司に答えを聞かない
ぜひ、あなたにお伝えしたいことがあります。
それは上司に「どうしたらいいでしょうか?」と聞くのは厳禁であるということです。
「お前さんはどうしたい?」
これは、コンサル時代の上司に、私が散々言われた言葉です。
何を質問するにしても、「自分はどう考えているか」を相手に伝えたうえで、答えをもらうようにしろと口酸っぱく指導されました。
なぜ「どうしたらいいでしょうか?」が厳禁なのか、解説します。
1:相手の時間を奪い、迷惑になる
「どうしたらいいでしょうか?」と質問すると、たいてい相手は困ります。
それは「何について答えればいいか」を探るための時間が必要になるからです。
相手にストレスを与え、しかも相手の時間を奪ってしまいます。
2:思考を放棄している
すべての解決策を相手に委ね、思考を放棄していると思われます。
「自分の考えがない人=仕事で価値を生めない人」とみなされてしまうのです。
3:ギャップがわからないから成長しない
「自分の考え」を「上司の考え」にぶつけることで、思考の差分(ギャップ)がわかります。
その結果、上司と比べて自分に何が不足しているかが明確になるのです。
「自分の考え」を投げなければ、「何がOKで、何がNGなのか」上司の考えが永遠にわからず、成長できなくなってしまいます。
つまり「どうしたらいいでしょう?」と聞く人は、「指示待ち人間」になってしまうのです。
そして、指示待ち人間は「作業だけを振り、頭を使う仕事は与えない」という悲劇のマネジメントをされることになります。
結果として、上司からも取引先からも頼られず、必要とされなくなってしまいます。
「仕事を任せられる人」になるには、とにかく「自分の考え」を相手に伝えることが一番大切なのです。
(本記事は『コンサル時代に教わった 仕事ができる人の当たり前』の一部を抜粋・編集したものです)