フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズが、ドナルド・トランプ次期大統領の就任基金に100万ドル(約1億5200万円)を寄付したことが分かった。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)とトランプ氏の関係は一時不安定だったものの、ザッカーバーグ氏が関係改善を狙って新たな一手を打った。同社が認めた今回の寄付は、ザッカーバーグ氏や同社にとってこれまでの慣行からの転換でもある。トランプ氏は選挙期間中、ザッカーバーグ氏が選挙に不利な影響を与えようとした場合、同氏を罰することになると脅していた。米IT企業各社は、しばしばトランプ氏や他の共和党議員の憤りの対象となっており、従業員らは強く左派に傾く傾向にある。今回の寄付や次期政権に取り入ろうとする動きは、こうした企業のCEOがバランスを取ろうとしている状況を象徴している。
ザッカーバーグ氏の米メタ、トランプ氏就任基金に100万ドル寄付
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