暗号資産(仮想通貨)のビットコインは誕生から約15年で価格が10万ドル(約1540万円)を突破した。そこに至るまでに熱狂的な急騰や大暴落を経験した。現在は政治の追い風を受けて新たに勢いづいており、時価総額2兆ドルの資産となっている。しかし、ウォール街の著名投資家の中には、まだその価値に納得していない者もいる。世界最大の暗号資産であるビットコインは、第2次トランプ政権下でデジタル資産産業が花開くとの期待に支えられている。暗号資産の再興を見込んだ投資熱により、他の暗号資産の価格も上昇しており、全暗号資産の時価総額を合わせると4兆ドル近くに達している。価格が上昇し、暗号資産関連企業の手元資金も潤沢になっていることから、大手銀行や資産運用会社の中には、この復活を利用しようとする動きが見られる。一方、投機的なバブルとみて引き続き敬遠する向きもある。以下に世界最大級の投資家の見解が時間とともにどう変化してきたかを紹介する。
ビットコイン懐疑派の著名投資家5人、現在の見解は?
一時的流行との見方を変えた投資家も
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