自分のことをよく分かっているのは「自分」
そんな考えを後押しするオスカー・ワイルドの言葉
最後に贈りたいのは、オスカー・ワイルドのこの言葉。周囲の評価や他人の目は、どうしても気にはなります。しかし、自分のことをもっともよく分かっているのは、自分に他なりません。自分自身への愛を深めることは、外からの雑音をはねのける有効な方法です。
【自分自身を愛することは一生涯続くロマンスを始めることである】
オスカー・ワイルド(イギリスの文学者/1854~1900年)
唯美主義、芸術至上主義を唱えて、時代の寵児となる。同性愛を咎められて投獄され、失意のまま没した。パリにある墓は、ファンや支持者の聖地となっている。著書に『サロメ』『幸福な王子』など。
あなたは自分自身を大切にしていますか。自分自身について十分に知っていますか。長所も短所もひっくるめて、ありのままの自分自身を受け入れていますか。「自分自身を愛する」というのは、そのすべてを実行することです。
「自分のことが嫌い」という人もいるでしょう。しかし、意地や気取りを捨てて素直な気持ちで自分自身と対峙すれば、なんせ長い付き合いですから、知れば知るほど好きになれるはず。どんなに深く愛しても、誰かに迷惑をかけることはありません。しかも、いつも身近にいて本音で寄り添ってくれます。
あらためて「自分自身を愛する」という心ときめくロマンスを始めましょう。こんなに推し甲斐のある存在はないし、あんまりだと思ったら苦言を呈することもできます。自分と自分による素敵なロマンスは、人生を素敵に彩ってくれるに違いありません。
●結論
ただし「溺愛」を注いで甘やかすと、自分自身の足を引っ張ることになる
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「名言」は、あなたの人生に寄り添ってくれる頼もしいパートナー。さまざまなジャンルの偉人が発したり、世界各地で語り継がれてきたりした珠玉の名言には、どれも並々ならぬパワーがあります。意味をじっくり噛みしめ、今の自分にどう生かせるかを考えてみることで、名言はさらに強烈な輝きを放ってくれるでしょう。