おすすめ返礼品(2)
新潟県の「伝兵 鮮魚ボックス」
◆新潟県糸魚川市の「伝兵水産 鮮魚ボックス」(寄附金額2万円)
続いて紹介するのは、新潟県糸魚川市の「伝兵水産」による「鮮魚ボックス」だ。甘えびを中心にブリやホタルイカなど、市内で魚屋を営む伝兵水産が厳選した鮮魚3kgの詰め合わせである。
糸魚川市は港から漁場が近いだけでなく、親不知海岸を筆頭に複雑な地形となっている。そのため、比較的浅い場所にも生息する真鯛やメバルなどの魚から、北陸地方ではおなじみのズワイガニや甘えび、ノドグロやゲンゲなどの深海魚まで、多種多様な魚介類が水揚げされる。
また、経営者の兄は漁師ユーチューバー「まいろ船長」として活動しており、糸魚川の魚介類の魅力を発信することにも熱心だ。生産者の顔が分かりやすいのは、大きな魅力といえるだろう。
海産物の返礼品にしては珍しく、日付指定もできるので安心して注文できる。備考欄に記載すればうろこや内臓などを処理してくれるため、魚を自宅でさばけないという人でも大丈夫だ。もちろん、YouTubeを見て魚をさばくことに興味を持った人が実践するために、そのまま送ってもらうのもアリである。
注文時期を変えることで多種多様な魚介類が届くので、魚好きには非常におすすめと言えるだろう。
おすすめ返礼品(3)
山形県のさくらんぼ「紅秀峰」
◆山形県天童市の「さくらんぼ(紅秀峰)500g」(寄附金額1万5000円)
続いて、山形県天童市の「さくらんぼ(紅秀峰)」を紹介したい。天童市と言えば、「将棋の駒」の生産で有名だが、さくらんぼやシャインマスカット、ラ・フランスなどのフルーツも盛んで、ふるさと納税ブームの初期から注目される自治体だ。
中でもおすすめは、6月下旬頃に収穫されるさくらんぼ、「紅秀峰」だ。「佐藤錦」に比べると知名度は低いが、パリッとした食感があり、強い甘みを持っていることが特徴。何を隠そう、筆者もふるさと納税で初めて知り、ハマったリピーターである。
ただ、すごく人気なので「サクランボの季節だなあ」と思い出す5月頃前後にはもう品切れになることが多い。なので、12月に先行予約を入れることを検討したい。
ただし、配達日指定はできないため、受け取りには注意しよう。配達業者にも迷惑をかけないように、受け取れない日は申込時に備考欄に記載するか、天童市のふるさと納税推進室に事前連絡するようにしよう。