外国人と実際に話して英語の練習がしたいけど、ずっとこちらの練習に付き合わせるのはなんだか申し訳ないな…と思ってしまう私は、よくこのLanguage Exchangeで外国人とお話していましたよ。友達もたくさんできました。
あとは、街で困っていそうな外国人に声をかけて助けてあげるのもいいですよね。とっても喜ばれると思います。
このように方法はいくらでもあるのですが、忘れちゃいけないのは、ここはあなたのホームだということです。
この心理的安全性が保たれた状態で「異文化に触れる」を体験できてしまうのです。これならぐっとハードルが下がるので、留学に興味はあるけど勇気が出ない…という方にはおすすめです。
「学び」は、未来への最高の投資
その山を越えて、留学に行きたい!という気持ちがさらに強くなったら、ぜひ留学に向けて実際に動いてみてください。
アメリカなどはいま円安やインフレの影響もあり学費や生活費が大変なことになっていますが、ヨーロッパやアジアの国も検討してみると学費が無料だったりする国や学校もあるし、生活費もそこまで高くなく留学できるはずです。
留学経験はたぶん、私の人生を最も大きく変えたものかもしれません。留学に行く前の自分を思い出せないくらい、私の中でいろんなものが変わりました。文化も言語も違う場所に住む、という経験は、いわゆる「マイノリティになる」ということなんです。日本ではなかなかできない経験です。
私は、ニューヨークでの2年の留学経験を通して、無意識のうちに繋がれていたいろんな鎖が取れた気がしています。私が持っていた常識を覆すような生き方をしている人たちがマジョリティの世界で、ああ、こんなふうに生きても良いんだって、すごく楽になりました。
日本は強めの「べき!」がたくさんある文化なので、割と自由に生きてきた私ですらこう思うのだから、きっと同じように感じる方が多いんじゃないでしょうか。
同時に、海外に住む経験を通して、日本の良さも日本の課題も、初めてよく理解できた気がします。私は、日本で生まれて育って日本のことをよく知っているつもりだったけど、なんにも知らなかったなあって思います。日本のことを知るには、日本から出るのが一番です。
「学び」は、未来への最高の投資です。留学経験はまさにハイリターンの投資で、言語力がアップするだけでなく、日本では得られない体験と学びをくれます。それらはその先のあなたの人生を、まあまあ大きく変えることになると思います。
留学は色んな意味でハードルが高いからこそ、私はすべての人が留学すべき!とは思っていません。
人によっては、メンタルを崩してしまったりするかもしれないので、無理に経験する必要はありません。
でも、もしあなたが、人生に一度は経験してみたい!と思っているなら、私は迷いなく背中を押したいです。そういう人は、きっと、「行ってよかった」と思えるはずです。
(ビリギャル本人 小林さやか)