「毎日が忙しすぎて好奇心が湧かない人」が無意識に繰り返しているNG習慣写真はイメージです Photo:PIXTA

「毎日が忙しすぎて好奇心が湧かない…」、あるあるな悩みですよね。特集『ビリギャル本人・小林さやかの人生が変わる「学び方」』では、ビリギャル本人で2024年にコロンビア大学大学院の修士課程をオールAで修了した小林さやかさんが10〜30代のお悩みをスッキリ解説!今回は、【忙しすぎる毎日の見直し方】をお伝えします。

▼特集(1)『「商業高校から早稲田に進学したい…リスクが大きすぎますか?」→ビリギャルの答えが目からウロコだった!』を読む(https://diamond.jp/articles/-/348169

人間は「手放すこと」を
怖がる生き物

「毎日が忙しすぎて、好奇心が湧きません。このままでいいのでしょうか。。。?」

 世界一よく働くと言われている日本人には、あるあるなお悩みですよね。

 毎日目の前のことをこなすのに必死で、自分の生活に余白なんかなくて、気づいたらまた一週間が風のように過ぎ去っていった…私の人生これでいいんだろうか…って、頑張っている人ほど、不安になりますよね。

 人間は心理的に、「すでに持っているものを手放す」ということが、ものすごく怖い生き物なんだそうです。

 その結果、年齢を重ねれば重ねるほど、私たちは手にいっぱいいろんなものを抱えていきます。お金、家族、仕事上の責任、収入、車、家、慣れ親しんだコミュニティ、地位、などなど。

 学生のときなんか、今思えばなーんにも持ってなかったなぁと思います。それに比べて私たち大人は、もうギリギリキャパオーバーくらいに、腕いっぱいにいろんなものを抱えて生きてる。