最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。
開運するために「寒の内」にするといいこと
1月5日は小寒。暦の上では「寒の入り」です。
「寒の入り」から立春の前日(節分)までの約30日間は、「寒の内」。冬の最も寒い時期です。
日を追うごとに寒さが増してきますが、それでも周りを観察してみると、小さな春の兆しがそこかしこに見つかります。まず、厳しい寒さのなかでもたくましく芽吹くのが芹です。また、凍りついた地面の下でも、湧き水がちゃんと流れだします。もう少し暖かくなってくれば、雄の雉が雌を呼んで鳴く声も聞こえてくるでしょう。
お正月ムードもまもなく終わり。
「寒の内」は、幸運を吸収して育てるのに最適な時期ですから、正月気分から早めに抜け出し、今年の目標に向かって計画を立て、行動をすると幸運をキャッチできます。やる気が出ないときは、今年のラッキーカラーである「グリーン」「ラベンダー」「ゴールド」、決断力や行動力を高めてくれる「赤」を身につけるといいでしょう。
良い運気を育む期間の「寒の内」ですが、とくに金運はよく育ちます。
金運をしっかりと成長させるために、おすすめの開運アクションは、やっぱり新しい財布を買うこと!
新しく購入したら、お財布に、天下取りを意味する「115円」を入れておきましょう。これが「お種銭」となり、そのお財布のお金を集める力がいっそう高まります。
なお「寒の内」に購入した財布は、3月の春のお彼岸までに使い始めると、お金でパンパンになる春(張る)財布になります。
とくに、1月15日や20日、2月3日や6日、11日から使い始めるのがおすすめです。それまでの間、115円を入れて寝かせ、金運が育つのを楽しみにしていてくださいね!
『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。