お金をいつ、どこに、どれだけ使いたいかが決まれば、おのずとお金を貯める手段は決まってきます。老後に子どもと旅行するのも楽しいでしょうが、子どもが小さいときに一緒に行く旅行は、今しかできない楽しさだと思って、私は、年に4回家族旅行に行くことを決めています。そのため、今、お金が使えるように家計を管理しています。

 ただ単にお金を使うのではなく、幸せに感じることにお金を集中すると人生が豊かになります。まず、第一歩は、自分が何をすれば幸せになるかを知ることから始めましょう。

 家族の幸せを考えることを難しくしているのがSNSの存在です。他人の幸せそうな姿を見る、他人より幸せそうな姿をアップする、私たちは他人との比較のなかで生活しており、自分の本当の幸せを考えることができなくなっています。

 この解決策は、他人が気にならない環境を作るために、SNSをやめる、または、見る時間を少なくすることです。私はSNSを基本見ません。SNSを見る時間を生活から少なくすることで、SNSの「いいね!」より、家族の「いいね!」を大切にすることができるようになりました。他人と比較する時間を、目の前の大切な人とどう幸せな時間を過ごせるかを考える時間に変えましょう。

 家計が変わると人生が変わります。「家計の幸適化(さいてきか)」、考えてみませんか?