停戦合意に向けたイスラム組織ハマスとイスラエル政府の交渉がここ数日で進展を見せ、ガザ地区での拘束が続く人質の一部開放や、15カ月におよぶ戦闘の一時停止の実現に期待が高まっている。ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は13日、「われわれは合意に近づいており、今週中にもこれが実現する可能性もある」と発言。中東の仲介者やイスラエル政府当局者らも交渉に進展があったとしているが、なお埋めるべき隔たりは残っているとも述べている。合意が成立すれば2023年10月7日のハマス主導の攻撃によって始まった戦争が少なくとも一時停止し、ガザで拘束されている人質の一部が解放されることになる。ハマスによる攻撃では約1200人が死亡し、約250人が人質として拘束された。
イスラエルとハマス、停戦合意近づくか
人質の一部開放や15カ月におよぶ戦闘の一時停止実現に期待
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