独創的なカスタマイズの世界

 会場では、様々な個性的なカスタマイズが目を引きます。例えば、三菱自動車のブースでは、アウトランダーPHEVがステルスアクションゲーム『メタルギア ソリッド』シリーズの世界観をイメージしたカスタムモデルを展示。街中では決して見ることのできない斬新なデザインが来場者の注目を集めていました。

三菱自動車はアウトランダーPHEVがステルスアクションゲーム『メタルギア ソリッド』シリーズの中に登場することをイメージしたカスタムモデルを展示。街では絶対に見ることができないクールなカスタムだ三菱自動車はアウトランダーPHEVがステルスアクションゲーム『メタルギア ソリッド』シリーズの中に登場することをイメージしたカスタムモデルを展示。街では絶対に見ることができないクールなカスタムだ Photo by A.T.

 日産ブースでは、一見ノーマルに見えるR32型スカイラインGT-Rが展示されていましたが、実はEVにコンバージョンされた特別なモデル。30年後、100年後の世代にも「走る楽しさ」を継承したいという想いを込めて、R32本来の走りを追求したEVへと生まれ変わっていました。

日産ブースに展示されたR32型スカイラインGT-R。実はEVにコンバージョンされています。「30年後、100年後の人たちに走る楽しさをなんとしても残したい」そう考え、R32の走りをとことん追求したEVになっているそう日産ブースに展示されたR32型スカイラインGT-R。実はEVにコンバージョンされています。「30年後、100年後の人たちに走る楽しさをなんとしても残したい」そう考え、R32の走りをとことん追求したEVになっているそう Photo by A.T.
メーカーのブースには、SNSでの拡散を狙って、写真撮影ようの“映えスポット”も用意されていたメーカーのブースには、SNSでの拡散を狙って、写真撮影ようの“映えスポット”も用意されていた Photo by A.T.

 軽トラックのカスタマイズも見どころの一つです。小さなトラックをアウトドア仕様やスポーツ仕様に仕立てる様々な工夫は、限られた空間を最大限に活用する日本の「茶の間文化」を彷彿とさせます。現行型ジムニーを軽トラックに改造したモデルなど、想像力豊かなカスタマイズも東京オートサロンならではの魅力です。

見ていて楽しいのが軽トラのカスタム。小さなトラックをアウトドア仕様にしたり、スポコン仕様にしたり……狭い空間をさまざまな工夫で大胆に変貌させる様は日本の茶の間文化に通じる気がする(BLOW&TARBOW)見ていて楽しいのが軽トラのカスタム。小さなトラックをアウトドア仕様にしたり、スポコン仕様にしたり……狭い空間をさまざまな工夫で大胆に変貌させる様は日本の茶の間文化に通じる気がする(BLOW&TARBOW) Photo by A.T.
現行型ジムニーが軽トラックに!こういうカスタムもオートサロンの見どころ(KLC)現行型ジムニーが軽トラックに!こういうカスタムもオートサロンの見どころ(KLC) Photo by A.T.
ビンテージ感あふれるアメリカンスタイルにカスタムされた車両。ベースモデルがなにか、おわかりだろうか(BLOW&TARBOW)ビンテージ感あふれるアメリカンスタイルにカスタムされた車両。ベースモデルがなにか、おわかりだろうか(BLOW&TARBOW)
えっ、改造車イベントじゃないの?「東京オートサロン2025」の激変ぶりが想像を超えてきた【写真多数】もちろん、スポーツカーもオートサロンの主役!(TOP SECRET) Photo by A.T.