昔の自分を見てもやる気なんか湧かない、といった人の場合、理想とする体型の有名人の写真を使うといいだろう。

 寝室のドアやトイレ、玄関、冷蔵庫の扉などさまざまなところに貼っておき、1日のうちに何度も目にするようにしておこう。

よくある「言い訳」を紙に書き出すと
サボるときの理由がよくわかる

 最後に、ついつい言い訳をしてサボってしまいがちな人が続けられるコツを紹介する。

 何かをサボったとき、人は言い訳をしがちだ。筋トレをしなかったときには、「仕事で疲れたから」。勉強を休んだときには、「お酒を飲んでしまったから」。ジョギングをサボったときには、「朝、寒かったから」。

 言い訳が多いと、何かを習慣づけようとしてもなかなか身につかない。こうしたタイプだと自覚しているのなら、言い訳をしない人のユニークな習慣を真似てはどうだろう。つい口にしそうな言い訳をリストにしておくのだ。

「疲れたから」「お酒を飲んだから」「天気が悪いから」「寝るのが遅かったから」「仕事が忙しかったから」。よくある言い訳をずらりと書き並べ、1日に1回はチェックして自戒する。意識しているうちに、だんだん口に出さなくなることだろう。言い訳をしなくなるとともに、サボりたい気持ちも自然と薄まっていくものだ。