収納スペースが少ないなら
置くものはスタメンだけにする
玄関の印象を良くすることと、日常をスムーズにまわすことをメインに考えた場合、置くものは「日常的によく使うものだけ」にするのがベストです。靴もオンシーズンのもの以外や、使うシーンが限られているものは、別の場所に保管します。そうすることで、玄関のスペースが空けられ、その場所に日常的に使うものが収納できます。
靴の他にこのように時期によって入れ替えするものは、【衣類】、【○○対策・衛生用品】がこれに当たります。
我が家もマンションの小さな玄関で、収納スペースは天井までの下駄箱だけとスペースが限られています。そのため、踏み台を使わないと出し入れできない天井に近い場所と使いやすい場所で、年に一度サンダル類とブーツ類の入れ替えをしています。
収納の基本ルールとして「使用頻度が高いものは、手の届きやすい一番便利な場所に定位置を決める」というのがあります。お子さんたちに自分で靴の出し入れができるようになってもらいたい場合も、お子さんの手が届く場所に靴の定位置を決めてみましょう。
靴や玄関周りで使う日用品も、衣替えをすることにより出し入れしやすい場所によく使うものの定位置を決めることができ、散らかりにくくなります。
玄関の印象を良くするという意味では、ディスプレイも季節ごとに入れ替えできるとよいでしょう。スペースが限られる場合には、小さなアイテムにしたり、壁面を利用して省スペースで飾れるタペストリーや、壁につけられる小さな棚などを選んだりすることで、飾る楽しみもあきらめなくて済みます。