それもスペースが足りなければ
便利なグッズをプラスする

 冒頭でリストアップしたものの中で、出しっぱなしになっているものはありませんか?

「靴も出しっぱなし」と思われるかもしれませんが、一日履いた靴は湿気を飛ばす意味でもすぐに片付けない方がいいとも言われています。とはいえ、雑然とした印象にしないために揃えておくことはポイントです。

 靴を揃えて一時置きしてほしい場合に、いいグッズがあります。「靴置きステッカー」で検索してみてください。靴の形をしたシールで、玄関に貼るだけで靴を揃える場所の目印になり、子どもが靴を揃えたくなるとともに左右も良く分かるようになっています。靴を揃える習慣化に役立ち、見た通りに靴を揃えられるようになるのでお勧めです。

 そのほか、置き場所に困るものとして、資源ごみに出す段ボールや雨の日に使ったレインコートなどの収納に悩むご家庭も多いです。資源ごみの日にすぐに出せれば問題ないのですが、それができない場合はキャスター付きやマグネット式などの段ボールストッカーが販売されているので、玄関スペースに合うものを選んで一時置き場を作りましょう。そこに入りきらなくなる前に出すように出来たらよいですね。

 マスクや鍵、傘などの小物を収納する場所として、玄関ドアにマグネットで取り付けるケースなどもありますが、多すぎると出入りの邪魔になることもあるので、厳選して見た目もすっきりさせましょう。

 レインコートなどは天井近くに突っ張り棒を設置して掛けられるようにしたり、ドアにマグネット式の折り畳みハンガーを取り付けたりすることで解決できそうです。

 我が家でも自転車用のレインコートを使うので、玄関ドアに強力なマグネットフック(耐荷重が大きいものがおすすめ)を使って干し、乾いたら下駄箱の決まった場所に収納するようにしています。

 どの場所にも共通することですがが、基本的には整理して、使わないものは処分したり、別の場所へ移動したりして、スペースを確保すること。そうすることで使用頻度が高く出しっぱなしになっているものを収納することができ、見た目もすっきりさせることができます。

 限られたスペースこそ、定期的な整理と収納の工夫で快適に近づけられる場所です。困っていること、散らかりがちなモノから解決策のヒントをぜひ見つけてください。

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仕事も育児も上手くいく家庭の玄関に「絶対に置かれていないもの」