極右団体「プラウド・ボーイズ」のエンリケ・タリオ元代表(40)は、2040年まで刑務所にいるのだと思っていた。ドナルド・トランプ大統領の恩赦で自由の身となり、フロリダ州マイアミ行き飛行機への搭乗を待つ間、彼は次に何をすべきか確信が持てなかった。報復という一つの行為を除いては。タリオ氏のように、2021年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件に関与したとして有罪判決を受け、服役していた約1500人が恩赦によって釈放された。同氏は搭乗前のインタビューで「私は無実だった」と話す一方、司法制度が自分や他の人々に対して「武器化」されたと主張。今こそ形勢を逆転し、メリック・ガーランド前司法長官を含む検察側を起訴すべきだと語った。
恩赦された極右指導者、トランプ氏支援へ準備
プラウド・ボーイズなどの団体が再び街頭に、暴力再燃を懸念する治安当局者
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