まだまだ寒い日が続く2月。韓国料理特集などを見て、「韓国に行っておいしいご飯が食べたいなぁ」「韓国旅行でちょっと韓国語を話したい」と、韓国旅行に行きたい人もいるかもしれない。そんな人におすすめなのが、『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。韓国語の勉強法はもちろんのこと、韓国旅行に行ったら使えるフレーズや、韓国のおすすめグルメや観光スポット満載の1冊。「こんな本がほしかった」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている一冊。今回は著者のハングルノート加藤氏に「韓国のおすすめ屋台グルメ」を聞いた。
冬の韓国屋台グルメのおすすめ3選!
冬の韓国はとても寒く、気温がマイナス10度になったり、雪が降ったり、乾燥もしているため寒さを通り越して痛ささえ感じる日もしばしばあるほど。でも、そんな凍えるような寒さの中でも食べたくなるのが韓国屋台グルメ!
韓国ドラマや映画のワンシーンで出てくるあの味を、ぜひ現地で体感したいという方のために、今回は冬の韓国屋台グルメの定番を3つご紹介します。
冬の韓国屋台グルメ①「韓国おでん」
寒くなると次々に韓国おでんの屋台が街中に登場し始めます。
韓国ソウルにある有名観光地「明洞(ミョンドン)」の屋台でも、暖かい時期は1、2軒ぐらいしか韓国おでんのお店は出店していないのに、1月の明洞では4~5軒の屋台で韓国おでんを食べることができました。
日本のおでんと基本的に似ていますが、韓国おでんは「オムク(어묵)」という魚介の練り物を串に刺して、煮干しや昆布などの魚介だしベースのスープで煮込みます。
韓国おでんの具材は、この「オムク」がメインで、日本のおでんの定番「大根」など他の食材は基本的には入れません。
具材が少なく寂しい感じもしますが、ささっと食べるおやつ感覚なので食べ歩きにピッタリ。
日本のおでんよりもほんのりピリッと辛味のあるスープと暖かいオムクが、寒い韓国の冬を温めてくれます。
冬の韓国屋台グルメ②「たい焼き」
日本でも定番のたい焼きですが、韓国でも定番の冬の屋台グルメは「たい焼き」です。
なじみのある味でもあり、どこか日本とも違うおいしさのある韓国のたい焼きは韓国語で「プンオパン(붕어빵)」と言います。
直訳すると「たい焼き」という意味ではなく、「プンオ」は淡水魚の「フナ」、「パン」は日本語の「パン」と同じ意味で、あわせて「フナパン」という意味になります。
韓国のたい焼きは、ほぼ冬しか見かけない屋台グルメです。冬に韓国旅行に行かれる際はぜひ1つ食べてみてください。
冬の韓国屋台グルメ③「ホットク」
韓国の屋台グルメの定番「ホットク(호떡)」は、温かくて冬でも美味しく食べられるので韓国現地の人にも大人気!
ホットクは小麦粉やもち米粉などを使った生地の中に、黒砂糖とシナモンなどをおまんじゅうのように包んで、多めに油をひいた鉄板の上で平に焼くおやつです。日本のコリアンタウンなどでもよく売られています。
韓国の方は基本的にわざわざ並んでまで食べるということをあまりしませんが、そんな韓国の方が並んでいる屋台を見つけたら美味しいお店間違いなし!
ぜひ並んで食べてみてください。
屋台での注文で使える1フレーズ
屋台での注文はお店での注文方法とほぼ同じで、「これひとつください」という意味の韓国語「イゴ ハナ ジュセヨ(이거 하나 주세요.)」と言います。
「イゴ(이거)」は「これ」、「ハナ(하나)」は「1つ」、「ジュセヨ(주세요)」は「ください」という意味。
2つほしいときは、「ハナ(1つ)」の部分を「2つ」という意味の「トゥゲ(두개)」に変えて「イゴ トゥゲ ジュセヨ」、3つほしいときは「3つ」を意味する「セゲ(세개)」を使って「イゴ セゲ ジュセヨ」と言えば大丈夫です。
注文方法がわかりにくいときでも、「イゴ ハナ ジュセヨ」でだいたい伝わる
ただ、韓国の屋台はちょっと注文方法がわかりにくいことも。
たとえば、韓国おでんの場合は何も言わずに食べ始めてOKで、食べ終えた串の本数を見てお会計、など韓国旅行が初めての方にはなかなかハードルが高そうな場面もあったりします。
でも韓国のお店の方は寛容で、注文方法にとまどっていたとしても、旅行者とわかれば優しく対応してくれます。
そういうわけで、「これひとつください」の「イゴ ハナ ジュセヨ」さえ話すことができれば、これを食べたいという意思を伝えることはできます。
臆することなく注文して、韓国屋台グルメを現地で堪能しましょう!
韓国語を覚えて話せるようになると、韓国旅行も一段と楽しめるようになります。
『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』は、すぐに使える便利なフレーズ満載で、知識ゼロから楽しく韓国語を身につける方法をたくさん紹介しています。
ぜひ今年から韓国語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか?