誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、33万部突破シリーズ『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)に続く『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
我慢

続かないことは、
いずれ我慢できなく
なるわ。
我慢しなくて済むことを
やったほうがいい。
我慢しなければ続かないことは、いずれ限界がきて続かなくなります。これはダイエットや勉強、仕事など、あらゆる場面で当てはまる原則です。
意志の力に頼るだけでは、いつか挫折してしまうのです。だからこそ、「我慢しなくて済む工夫」をすることが大切です。
たとえば、運動を習慣にしたいなら、楽しく続けられる方法を探す。仕事なら、自分の得意な分野を活かせる環境を選ぶ。
無理を重ねるより、自然と続けられる仕組みを作ることで、努力が習慣になり、長期的な成功につながります。
「努力=我慢」ではなく、「努力=工夫」に変えることで、人生はもっと楽に、充実したものになるでしょう。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。