米軍は1日、アフリカ東部ソマリアで過激派組織「イスラム国(IS)」の拠点を空爆した。第2次トランプ政権では初の軍事作戦となった。トランプ氏は1日、ソーシャルメディアへの投稿で、ISのメンバーを標的に空爆を行ったとし、具体的な名前は明かさなかったものの、この人物と他のメンバーらが潜伏していた洞窟を破壊したと述べた。トランプ氏はフロリダ州ウェストパームビーチにある自身のゴルフクラブでプレー中に、「米国人を攻撃しようとするISISやその他の全ての者へのメッセージは、『われわれはおまえたちを見つけ出し、殺害する!』というものだ」と投稿した。今回の攻撃からみて、トランプ氏は鋭く限定的な攻撃に軍事力を用いることを好んでいるようだ。トランプ氏は1期目、ソマリアで攻撃的な空爆を自由に行った。一方、バイデン政権は末端の戦闘員への爆撃がテロ組織の勧誘を促す恐れがあるとして、より限定的なアプローチを取っていた。