米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)は、ドナルド・トランプ大統領と、ある点で意見が一致した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した書簡によると、ウォーレン氏は4日、大手米銀による差別的慣行を阻止するため、ホワイトハウスが行動を起こすべきだとトランプ氏に伝えた。トランプ氏は先月、スイスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)とJPモルガン・チェースが保守派の銀行口座を不当に閉鎖していると示唆し、問題を提起した。この発言は政治的な大論争を引き起こし、上院銀行委員会がこの問題に関する公聴会を5日に開くことになった。