著名投資家ウォーレン・バフェット氏を大富豪に押し上げた投資の「秘密」はもはや通用しない。だが恐らくその理由は人々が普通に考えるものではなさそうだ。米投資会社バークシャー・ハサウェイを率いる同氏の勘が鈍ったのではないかという声を10年おきくらいに耳にする。だが大抵はそれを機に、同氏の好む割安な銘柄(バリュー株)が急反発するのだ。ところが最近は、バフェット氏の師匠であるベンジャミン・グレアム氏が実践し、数十年後にノーベル賞を受賞した経済学者たちが定義したバリュー投資の反発がほとんど起きていない。
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