もちろん、全寮制であることのメリットは他にもあります。通学生よりも自由に使える時間がたくさんあることです。例えば、大学進学のための教科を中心に組んでいくと、課外活動の時間を確保することが難しくなってしまいますが、全寮制だと時間に余裕があり、スポーツや音楽、絵画、演劇などに週末や空いている時間を充てることができます。

パブリック・スクールでは、どのような道を選んでも生徒が満足できる道に進めるように支援することが学校の務めなのです。ですので、生徒たちにできるだけ数多くの選択肢を残しておくためにも、全寮制であることは非常に大切になってくるのです。