それと、自分の実家の家族に不満を話す場合、あまりオーバーに言ってしまうと、大事な息子・娘を不幸にしている伴侶とイメージづけされて、離婚をしきりに勧められたり、帰省のときにギクシャクすることもあるので注意しましょう。
3つ目は「自分で完結する」です。
パートナーに文句を言ったり、友達に愚痴ったりせず、別の何かでストレスを発散するという方法もあります。友達とランチに行ったり、お酒を飲んだりするのもいいでしょうし、買い物をしてストレスを解消するのもおすすめです。
あと、これはあまりおすすめはしませんが、パートナーにバレないように、仕返しをする、というワザもあります。
「旦那デスノート」という会員制SNSがあります。「旦那は死ね」といった激しい言葉が投稿されているのですが、投稿者は実際には本当に殺意を抱いているわけではなく、ストレス解消の手段としてやっているわけです。あまりに過激な投稿もあるので問題視されてはいますが。

岡野あつこ 著
白状しますが、私の場合、元夫が大事にしていたスーツケースを踏みつけたり、わざとまずいご飯をつくったりしたことがあります。
あと、元夫に「戒名」、つまり亡くなった後の名前をつけて、仏壇の前で手を合わせたりもしました。変な話ですが、こんなことでも結構スッキリするものです。
聞いた話では、夫の歯ブラシで掃除をしたり、夫が愛人からもらったセーターに、着ているうちに破れるようにほんの少しだけ切り込みを入れた、という人もいます。
よくない振る舞いかもしれませんが、溜め込んでいる不満を爆発させて本人と大ゲンカして一気に関係が破綻するよりは、こういうちょっとした「仕返し」で気を紛らわすことも、場合によってはありかもしれません。