ユーチューブのクリエーターたちがハリウッドデビューの時を迎えようとしている。米ネットフリックス、NBCユニバーサル(NBCU)のピーコック、アマゾン・ドット・コムなどの動画配信サービスは、ウェブクリエーターとその大勢のファンを新シリーズやスピンオフ作品に引き込もうとしている。これは、かつては会員制動画配信サービスに進出することがほとんどなかったパフォーマーのカテゴリーに対するアプローチ。この変化は、グーグル傘下のユーチューブが米国のテレビ視聴時間をますます支配しつつあることを示している。ネットフリックスなどがユーチューバーへの接触を始めたのは1年以上前だが、昨年12月にアマゾンプライムビデオで配信されたユーチューバーのミスタービーストの「ビーストゲーム」が大ヒットしたことで関心が一気に高まった。事情を知る関係者によると、アマゾンはこの番組で少なくとも1億ドル(約149億円)の利益を上げ、現在第2シーズンと第3シーズンの契約交渉をしている。
ネットフリックスやアマゾン、人気ユーチューバーに期待
有料会員限定
あなたにおすすめ