米厚生省は、国内のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染予防関連の連邦政府予算を大幅に削減することを検討している。事情に詳しい関係者らが明らかにした。削減計画は一両日中にも発表される見通しだが、最終決定でなく、撤回または修正される可能性もあると関係者らは述べている。トランプ政権は疾病対策センター(CDC)の人員の大幅削減についても準備を進めており、予算削減も再編の一環だという。この予算の削減と再編は、CDCの法的基盤の弱さを突くものとなった。CDCは組織としての目標や関連するプログラムを承認している法律がない。CDCにはHIVやその他の感染症の予防を担当する部門があり、州および地方の監視プログラム、注射器サービス、また地域社会への働きかけなどの取り組みに資金を提供。同組織のウェブサイトによるとHIV、ウイルス性肝炎、性感染症、そして結核の予防には2023年度に約13億ドルが費やされている。