ドナルド・トランプ米大統領は31日、今後数週間でサウジアラビア、カタールを歴訪する計画を明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)を訪問する可能性もあるという。ただ、まだ詳細を詰めている段階だと述べた。大統領執務室で、「中東とは非常に良好な関係を築いている」と語った。時期については「来月かもしれないし、もう少し後になるかもしれない」とした。トランプ氏は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と親しい友人関係にあると話した。サウジの首都リヤドは1期目の任期中にトランプ氏が訪問した都市の一つで、その際サウジは総額約3500億ドル相当の武器売却と商業取引を発表した。トランプ氏は「サウジ政府は米国企業に1兆ドル近くを投資することに同意した。私にとってそれは雇用を意味する」と述べた。