社会人2年目・ZAi編集部員のザイゼンがお金の“基礎知識”をあれこれ学ぶ連載「目指せ! お金名人!」。今回のテーマは「生命保険」。保険会社に勤める知人から勧誘を受けるも説明をまったく理解できなかったザイゼン。その反省を胸に初歩から学びたい! ということで、FPサテライト株式会社代表取締役の坪谷亮さんに保険のキホンから聞いた!(取材・文:ダイヤモンド・ザイ編集部 イラスト:オゼキイサム)

「ダイヤモンド・ザイ」2025年6月号の「目指せ! お金名人!」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。

保険の数は無限大で複雑!
まずは基本用語を押さえよう

お金名人生命保険

ザイゼン 保険を勧められたのですが、話が難しくよくわかりませんでした! 世の中には保険と名の付くものが多すぎます。えーっと、ボクが勧められたのはなんだったかな。

坪谷 保険の種類は無限にありますからね。加えて、保険会社が差別化を図って商品に様々な特徴をもたせるので、複雑化も進んでいますね。

ザイゼン 基本から教えてください。

坪谷 まず、保険を大きく分類すると「生命保険」、「損害保険」、それと医療保険など「その他の保険」の3種類に分かれます。

ザイゼン 損害保険はイメージしやすいですね。生命保険は死んだ時に、医療保険は入院や手術をした時にお金が受取れるもの、という理解で合っていますか。

坪谷 基本的にはその理解でOK。ただ、生きているうちにお金が受取れる生命保険など例外もあります。

ザイゼン いろいろありますねえ。

坪谷 保険会社から受取れるお金を「保険金」、その保障の対価として私たちが毎月保険会社に支払うお金を「保険料」といいます。保険の基本用語なので覚えておきましょう。