千太さんの元妻・前川舞美さん(女性・40歳)は、離婚から約200日後に子どもを出産したそうです。
これは法的には「前夫の子」と見なされるタイミングで、送られてきたメッセージでした。
離婚前も家庭内別居状態
「間違いなく自分の子じゃない」
千太さんの困惑は、舞美さんとの間に子どもができる可能性がゼロだったためでした。
5日前に突如送信されてきた“自分の子ではない子どもに対しての養育義務”は到底受け入れ難いものでした。
「2年ほど前から考え方の違いや、舞美さんの浪費グセもありもめ事が絶えず、怒鳴りあうこともしょっちゅうでした。
1年以上前からは完全に家庭内別居状態で、部屋も別、食事も別、会話も月に数回あるかないかでした。
妻が妊娠したとされる時期には、妻は実家にいることがほとんどで、接触すらなかったんです」(千太さん)
伏し目がちに状況説明を続けてくれました。
「実は離婚の半年以上前から、私の友人や共通の友人から舞美が浮気をしているという話は何度か聞かされていました。
私のクレジットカードで散々買い物した挙げ句に、家族の看病と偽って浮気したい放題で、ほとほと愛想が尽きて2023年9月20日に離婚しました。
1人の生活も落ち着いてきた矢先に子どもが生まれたから養育義務を果たせと迫ってこられても、間違いなく自分の子どもではないんです!片岡さんどうしたらいいのでしょうか?」(千太さん)
口調は穏やかですが、我慢し続けてきた怒りが爆発寸前の千太さんから必要な情報を聞き取り、調査を開始しました。
まずは元妻である舞美さんの交友関係と過去の行動を調べました。
すると、たちまちのうちに多くの情報を得ることができたのです。
舞美さんが数人の男性と不貞行為を行っていたという証言や、メッセージアプリでのやりとりの内容を入手することができました。
特に目立ったのが、井ノ原大蔵(男性・43歳)という男性との関係についてです。