【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格!】――しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格! 『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ! すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し、四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

単語でページ全体を思い出せるようになる
僕は速読術みたいなものをマスターしているわけではありません。
何度も同じ教科書を読んでいると、そのページの印象的な単語を数個目にしただけで、「あぁ、このページには中世の荘園制度の仕組みについて書いてあった」とか「こちらは江戸時代の貨幣制度についての解説だったな」みたいに、書かれてあることをありありと思い出せるようになります。
試験直前、弱点補強ではなく再読へ
それにより隅々まで読んだのと同レベルの刺激が脳に入るようになり、そのたびに記憶が定着して強化されるのです。
繰り返し「読む」ことで覚えると、大学入試前日の過ごし方も変わります。通常は、残された時間を有効活用するために、“自分の弱点”をカバーする勉強をする人が多いでしょう。
書いて覚える方法にはできない芸当
しかし、試験前に教科書1冊を13分で読めるようになっていれば、東大受験でも1時間あれば全科目の教科書を再読して記憶を定着できるのです。
これは「書く」で覚えるやり方では、逆立ちしても真似できないことです。
「読む」勉強法 vs 「書く」勉強法 ― 比較表

結論:時間効率と全体把握に強い「読む」勉強法
特に、試験直前や総復習の場面では、「書く」よりも「読む」ほうが圧倒的に効果的です。
繰り返し読むことで、脳に強力な記憶ネットワークができ、短時間で知識の再定着が可能になります。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。