ドナルド・トランプ米大統領は23日、欧州連合(EU)からの輸入品に50%の関税を課す可能性があると警告した。また、国外で生産されるiPhone(アイフォーン)などのスマートフォンに新たな関税を課すことも辞さない姿勢を示した。トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、EUは貿易において「対応が非常に難しい」と述べた。その約30分前には、アップルと同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)に対し、国外で生産されるiPhoneに少なくとも25%の関税を課すと警告していた。トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、「かなり前からアップルのティム・クック(最高経営責任者)に、米国で販売されるアイフォーンはインドでも他の国でもなく、米国で生産されることを期待すると言ってきた」と投稿。