料理が面倒、忙しくて料理をする暇がない、そもそも料理が苦手……でも、野菜はちゃんと食べたい! そんな人におすすめなのが、書籍『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』。旬の時期や、新鮮なものの見分け方、栄養、長持ちする保存方法、おいしく食べるためのコツなど、なるべく料理せず、ラクにおいしく野菜を食べる方法を多数紹介しています。今回は、そのなかからメロンについて紹介していきます。

旬のメロンにはうれしい効果がたくさん

そのままおいしい野菜の食べ方Photo: Adobe Stock

ジューシーでおいしい、贅沢な果物といえば、メロン。日本には明治時代後期に伝来しました。

メロンの旬は5~7月頃。今まさにすごくおいしい時期です!

水分が多く、吸収されやすい糖質であるブドウ糖、果糖、ショ糖も豊富なので、水分やエネルギー補給にぴったり。カリウムも多く含まれており、余分な塩分を排出し、利尿作用やむくみ解消の効果も。果肉が濃い色のメロンにはβ-カロテンも含まれており、免疫力アップや美肌効果も期待できます。

「スプーンが止まらない」おいしすぎる食べ方

そんなメロンの生産者さんおすすめの食べ方は、簡単で超贅沢! メロンを横半分に切って種の部分をくりぬき、切り口に好みのアイスをのせてみてください。
メロンのジューシーさをアイスが引き立て、ご褒美スイーツが楽しめます。スプーンですくいながら、半玉をわんぱくにどうぞ!

ジグザグカットで華やかな見た目にするのもおすすめ。
高さ半分のところに太めの輪ゴムを巻いて、そこを目印に果物ナイフでジグザグに切り込みを入れていきます。幅を調節しながらゆっくり切っていくのがコツ。初めてでも簡単に切ることができますよ。

手間や時間をかけた料理より、「新鮮な野菜をそのままシンプルに食べるのが、結局いちばんおいしい!」と思ったことはありませんか?『生産者さんだから知っている そのままおいしい野菜の食べ方』は、そのための方法だけをまとめて1冊にしたものです。250軒以上の生産者さんに直接取材したり、アンケートにご協力いただき、選び方や、切り方、保存方法、食べ方などあまり知られていないけれど、生産者さんだから知っている情報ばかりを集めました。レシピ本にはない野菜の知識とアイディアで「こんなに味が変わるんだ!」という体験をしてみてくださいね。