ロシア軍はドローンやミサイルを使用し、26日にかけてウクライナに過去最大の攻撃を仕掛けた。ウクライナ当局者らが明らかにした。攻撃停止を求めるドナルド・トランプ米大統領の呼びかけを無視した格好となる。ウクライナ空軍によれば、ロシアは350機以上のドローンや、少なくとも9発の巡航ミサイルを発射。ウクライナ政府は航空機を緊急発進させ、移動式防空チームを国内各地に展開して対応したという。今回の攻撃の数時間前、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領を強く非難。25日にウクライナの首都キーウなどの都市が攻撃を受け、少なくとも12人が死亡したことを批判していた。トランプ氏は25日遅くのソーシャルメディアへの投稿でプーチン氏に言及し、「彼は完全に正気を失っている! 兵士だけでなく、多くの人々を無駄に殺している」と指摘。「全く理由もなく、ウクライナの都市にミサイルやドローンが撃ち込まれている」と述べていた。