
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、某大手企業の社員食堂で働いてみた。説明を受けて順調に業務をスタート、のはずが、なんだか雲行きが怪しくて……。(ライター みやーんZZ)
社員食堂でスキマバイト!
食器の仕分け作業に挑戦
氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回の職場は、都内にある某大手通信企業の本社ビル内の社員食堂です。ランチタイムの仕事にチャレンジしました。
時間通りに勤務地に到着し、担当の女性マネージャーと合流。入館パスをもらい、エレベーターで社員食堂へ向かいます。窓からの見晴らしが素晴らしく、気分が高まります。
事務所で着替えをし、朝礼的なものに参加。社員やパートの方々に混じってこの日のランチの情報共有や声出しなどを実施しました。1日だけのスキマバイトですが仲間に入れてもらった感覚になり、面白いですね。その後、厨房に移動して食材の仕込みのお手伝い。メインプレートの脇にキャベツとマカロニサラダを盛りつけます。
この日はいつもよりもたくさんの来客が見込まれているらしく、通常よりも多めの仕込みが必要で現場は混乱気味。作業が食堂オープン時間までに終わらなさそうでしたが、協力してなんとか間に合わせることができました。
そして洗い場へ移動。女性マネージャーから業務説明を受けます。この食堂の洗い場はベルトコンベアー方式。お客様が食べ終わった食器をトレーごとベルトコンベアーに乗せると、それが自動的に食洗機に運ばれ、洗われるシステムです。