写真はイメージです Photo:PIXTA
10年、20年先の社会の変化を見据えて、子どもの教育を考え始める親が増えている。幼児から高校生までを教える人気学習塾「VAMOS」の富永雄輔代表が、教育の新潮流から、子どもの学力の伸ばしかたのヒントなどを解説する本連載。
今回は中学受験で近年上位層からも中堅層からも大きな支持を集め、偏差値も進学実績も大躍進中の山脇学園の成功要因と、ネクスト山脇学園の候補として考えられる女子校について聞いた。(進学塾VAMOS代表 富永雄輔、 構成/ライター 奥田由意)
山脇学園はなぜ人気なのか?
昨今の中学受験において、女子校のなかで圧倒的な人気を集め、上位層から中堅層まで幅広い受験生から高く評価されている学校のひとつが山脇学園です。
では、山脇学園に続く学校はあるのか。あるとしたらどこなのか。
ネクスト山脇学園を探す前に、山脇学園が支持されるようになったいくつかの要因や背景を改めて整理してみたいと思います。
まず、偏差値的にもともと入りやすいポジションにあったことが挙げられます。上位層だけでなく、中堅層、いわゆるボリュームゾーンの受験生にも手が届く水準にありながら、入試日程や入試科目が多様で物理的に様々な層の生徒が受験しやすい環境が整っていました。
そしてもう一つの大きな要素が利便性です。最寄り駅が赤坂見附という立地は、丸ノ内線と銀座線が交わり、都内のさまざまなエリアから1時間以内でアクセスできる。東京の中心に近いという地理的な優位性が、幅広い受験生を引きつけました。
もちろん、学校自身の経営努力やカリキュラムの充実、情報発信力があってこその人気です。ただ、教育の質の高さに加え、通いやすさや受験しやすさといった付随的な条件が整っていたことは見逃せません。こうした複数の要素が一度に重なり、山脇学園の人気は一気に加速しました。
率直なところ、これは奇跡的にさまざまな成功要因が重なった結果とも言えます。特に女子校はもともと数が少なくなっていますから、同じことが起きそうな条件を満たす学校を見つけること自体が難しいでしょう。
それを踏まえたうえで、あえて次の候補を……ということであれば、心当たりは「2校」あります。
――中学受験のプロが明かす、偏差値も合格実績も大躍進しそうな【2校】の名前は?







