no-img2 小林

0.2%くらいですか?

no-img2 仲村

正解です。メガバンクで0.2%ほど。

上のスライドは、新NISAの成長投資枠に相当する1200万円分を全部使った場合のシミュレーションです。銀行預金の場合、もらえる金額は月2000円と、雀の涙ほどと言っていいですね。

no-img2 小林

0.2%でも、少し前と比べればずいぶん上昇したのですが、それでもこんなものですね。これだと寂しい。

no-img2 仲村

次にスライドの上から2つ目、国債の利回りは1.4%ほどと、銀行預金よりは高いですが、もらえるのは月1万4000円程度。

no-img2 小林

国債の利回りも、一昔前と比べると上がってきましたけど、もらえる額で見ると、もう一声ほしいところですよね。

no-img2 仲村

はい、それでは高配当株はどうなのか?

スライドの一番下ですが、利回り4.23%とあります。これは日経平均株価という有名な株価指数を構成している銘柄の中から、配当利回りが高い50銘柄の平均利回りです。

no-img2 小林

それで見ると、月に4万2300円もらえると。これ、かなり大きいですね。

no-img2 仲村

銀行預金の月2000円だと生活費の足しになる感じはしませんが、高配当株の月4万2300円ならだいぶ大きい。サラリーマンの給料で考えたら、月4万円アップはすごいことですしね。

no-img2 小林

年間で考えたら50万円を超えているわけですし、数カ月分まとめればちょっとした旅行もできる額ですよね。

no-img2 仲村

はい、このように高配当株は、他の資産の種類と比べてパワーがあるのです。

配当利回りの上位には「10%超」も
“高配当”は決して特別ではない!

no-img2 小林

先ほど説明がありましたが、この「4.23%」は決して実現が難しい数字ではないのですよね?

no-img2 仲村

はい、この数字はあくまで高配当株の指数の「平均値」なので、これより高い株ももちろんあります。“高配当株”といわれる銘柄をピックアップしてくれば、大体このくらいの利回りはあるよ、という感覚ですね。

no-img2 小林

その一つの証拠みたいな話ですが、上のスライドは2025年3月3日時点の配当利回りランキングですね。

no-img2 仲村

こちらを見ると、4%をはるかに超える利回りの銘柄もたくさんあることがわかります。高配当株でこのくらいのリターンを出すのは、決して夢物語ではないと言えます。

no-img2 小林

そうですね、顔ぶれを見ると、たとえば13位の商船三井など有名な大企業も6%という高利回りなのですね。

no-img2 仲村

はい、中小型株だけでなく大型でも高めの利回りの銘柄はありますし、高配当は決して特別なことではないと分かってもらえたと思います。

この後、「利回りの高さ」以外の高配当株の優れた特長を話します。

【※この記事の続きはこちら】
⇒リターンが高いのにリスクが低い? “高配当株の秘密”をアナリストが徹底解説【株の学校 第5回:その2】

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