【第5回】
決断の新兵器――「朝の三択」

自分でやり方がうまくいかないと気づくのは、インパクト大の出来事

 ダブルフレーミングは、自分自身で書くので、説得力が違う。誰も反論できない。
 私のコンサルティング現場でも同じだ。
 クライアントの営業の方々に、「どうすれば目標を達成できると思いますか？」と質問すると、「もっと安ければ売れます」「ホームページを改善すべきだと思います」などと適当な返事をする方がいる。
 本当に価格が他社よりも安ければ目標は達成できるのだろうか。
 ホームページを改善するだけで結果は出るのだろうか。

 このように、意外と常日頃から考えているプランはいい加減なものだ。
 自分でダブルフレーミングを実施してみれば判別できる。
 20％とか30％とかの数値的根拠はないが、いずれにしても本人がそのやり方を選択しても、おそらくそれほどうまくいかないだろうと気づくことは、とてもインパクトのある出来事である。

「ノイズ」を除去し、超短時間（インタイム）で考えをめぐらせるので、脳のブースターが働き、冷静な判断ができる。いかに日頃から、脳がノイズのせいで判断能力を弱らせているかご理解いただけることだろう。

 ここからＹさんがどのような決断をしたのか？ 
 それは最新刊『絶対達成する決断力のつけ方』で確認いただきたい。
 想像できるだろうが、Ｙさんはノープランでもチャレンジプランでもビッグプランでもない、意外な決断をする。
 ダブルフレーミングをした後、残された数十秒間の中で、脳のブースターが働き、脳の「長期記憶」から正しい決断をするための要素を引っ張り出すからだ。
 本書にて、ぜひこの感動的な結末を確認いただきたい。

 決断をするためには、時間の流れをいったんせき止めて、インパクトをかけることが大事だ。本書『絶対達成する決断力のつけ方』には、どのようにして「時間の流れをせき止めるか」という大きなテーマと、時間をせき止めたうえで、自分の背中をドーン！と押してくれる「インパクト」のかけ方について紹介している。
 なかなか決断できない人が、思い切った決断をできるようになる。すると、まるで飛行機で空高く飛び上がったときに感じるような、さわやかな気分になる。ぜひとも実感してほしい。

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決断力のない人に、「直感」は百害あって一利なし！と言い切る現場コンサルタントの横山信弘。やろうやろうと思いながら、決断を先送りしてしまうあなたも、3つのステップで“決断癖”がつく！

■ワークショップ概要■

日時：2013年7月4日（木）13時30分～16時30分（開場13時）
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会場：東京 白金台 八芳園 チャットの間（ドリンク付）
主催：ダイヤモンド社
参加費（税込）：一般16,000円（ダイヤモンド会員は12,000円）
※ダイヤモンド会員には、ダイヤモンド社発行各種雑誌定期購読者様、
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参加特典：新刊『絶対達成する決断力のつけ方』を1冊進呈
お問い合わせ先：ダイヤモンド著者セミナー事務局（担当：中島）
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