ドナルド・トランプ米大統領は11日夜、多くの国に対する関税率を今後数週間のうちに一方的に設定する可能性があると明らかにした。トランプ氏は、ケネディセンターで記者団に対し、中国との貿易交渉のリセットに非常に満足していると述べた。トランプ氏は「われわれはディール(取引)に関して順調に進んでいる」としながらも、「ある時点になれば、われわれは書簡を送るだけだ。お分かりだろうが、これはディールだ。それを受け入れることも、受け入れないこともできる」と語った。次の交渉合意の可能性に関する質問には、米国は日本や韓国など約15カ国と交渉していると答えた。「だがお分かりのように、150カ国以上ある」とし、「そのため、今後1週間半か2週間のうちに書簡を送り、われわれが欧州連合(EU)と交わしたようなディールになると伝える」と述べた。
各国への関税率、数週間以内に一方的設定も トランプ氏
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