ドナルド・トランプ米大統領一族の旗艦企業トランプ・オーガニゼーションは、新たな携帯電話サービス「トランプ・モバイル」を発表した。一部の仕様が現行のアップル製「iPhone(アイフォーン)」の最上位機種を上回る独自のスマホ端末「T1フォーン」を8月に499ドル(約7万2000円)で発売する計画も示した。プレスリリースによると、この金色のアンドロイド端末は「堂々たる米国設計・製造」だ。問題はいかに実現するかだ。トランプ・オーガニゼーションの広報担当者は電子メールで「新端末はアラバマ州、カリフォルニア州、フロリダ州で製造する」と述べた。だがトランプ氏の次男エリック氏は、第1弾の端末が米国製にならない可能性を示唆した。16日午前に公開されたポッドキャスト「ザ・ベニー・ショー」で、iPhoneにそっくりな金色のT1フォーンを掲げて「米国で製造できる」と話した。ただ「最終的には、全ての端末を米国内で製造できるようになる。製造業を米国に回帰させる必要がある」と続けた。
トランプ端末、今夏499ドルで米国製「不可能」の指摘も
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