米実業家イーロン・マスク氏がロボット重視に転じたことで、電気自動車(EV)大手テスラでは事業モデルだけでなく企業DNAも変わろうとしている。テスラは約22年前、革新的とまではいかなかったが、シンプルな発想に基づいて設立された。それは、バッテリーの画期的な進歩の類いではなく、既存技術を新たな方法で融合することで、EVは実現可能だというものだった。