米軍がステルス爆撃機や地下貫通型爆弾「バンカーバスター」を使用し、イランの核開発施設の中でも最も堅固な標的を攻撃した。だが要塞(ようさい)化されたフォルドゥのウラン濃縮施設での被害規模を把握するには、数週間を要する可能性がある。衛星通信サービスのマクサー・テクノロジーズが収集した複数の衛星写真では、週末に実施された攻撃後には、地下施設の上にある尾根に大きな穴が複数開いているのが確認された。またマクサーによれば、米軍が戦闘で初めて使用した3万ポンド(約13.6トン)のバンカーバスター「GBU-57」12発により、施設への入り口は土砂やがれきでふさがれていた他、表面は灰青色の灰の層で覆われていた。