利下げへの慎重姿勢を崩さない米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長に対し、ドナルド・トランプ米大統領は不満を募らせ、早ければこの夏にも後任議長を指名することを検討している。だが一部の当局者が次回会合での利下げ支持に傾くものの、連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバー12人の大勢を占めるのは、依然として早過ぎる緩和に対して消極的な態度だ。
利下げ抵抗派はパウエル氏のみならず 意見割れるFRB
トランプ氏が不満募らせる中、ボウマン、ウォラー両理事は利下げに道を開く発言
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