ドナルド・トランプ米大統領は27日、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師を非難し、対イラン制裁緩和の可能性についても検討を打ち切ると表明した。トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、イスラエルに対する勝利を宣言したハメネイ師を批判。ハメネイ師の命を助けようとした自身の努力に謝意を示していないと主張した。「この数日間、私は制裁解除の可能性やその他のことに取り組んできた。これによりイランは完全で迅速かつ全面的な回復を遂げる可能性が高まっていたはずだ。制裁は効果を発揮している!」と書き込んだ。「だが(イラン側は)怒りと憎悪、嫌悪に満ちた声明を出した。われわれは制裁緩和などに向けた作業を直ちに中止した」と述べた。