米国のトランプ政権は、子どもやティーンエージャーを対象にジェンダー関連の治療を行っている病院への資金提供を打ち切ることを検討している。これらの治療に対する著しい締め付け強化につながる可能性がある。メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)のトップで、「ドクター・オズ」として知られる著名医師であるメフメト・オズ氏は先に、九つの小児病院に対し、性別適合手術、ホルモン療法、二次性徴抑制剤に関するデータの提供を求める書簡を送付しており、28日にその質問状に対する30日間の回答期限が過ぎていた。オズ氏は、「トランプ大統領は、米国は人生を変えるような実験的治療から子どもたちを守ると明言している」としたうえで、「CMSはこれらの危険性について病院や州のメディケイド(低所得者向け医療保険制度)プログラムに警告を発し、規制に基づく執行措置をとっている」と述べた。
トランプ政権、ジェンダー治療関連の資金提供打ち切り検討
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