不安がみるみる意外すぎる第一歩とは?
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
任せる

不安の強い方は、
「人にお任せするのが苦手」
なことが多いわ。
任せる方がいいとわかっていても、
それができない。自分で把握したい。
そして、自分で把握することが無理になると、
不安が爆発してしまうの。
こういう方は、日頃から小さなことを
他人にお任せする練習をしたほうがいいわ。
「人にお任せするのが苦手」
なことが多いわ。
任せる方がいいとわかっていても、
それができない。自分で把握したい。
そして、自分で把握することが無理になると、
不安が爆発してしまうの。
こういう方は、日頃から小さなことを
他人にお任せする練習をしたほうがいいわ。
「任せる力」が不安をやわらげる
不安が強い人に共通して見られるのは、「他人に任せることが苦手」という傾向です。
「任せたほうがいい」と頭では理解していても、実際に手放すことができず、すべてを自分で把握しようとしがちです。
そして、コントロールできなくなった瞬間、不安が一気に爆発してしまうのです。
小さな「お任せ」の練習から始める
このようなタイプの人は、日頃から「小さなことを他人に任せる」練習がとても効果的です。
たとえば、外食時に「おすすめを注文してみる」など、ささやかな体験で構いません。
自分の手から少しずつ手放す経験を重ねることで、「任せても大丈夫だった」という実感が蓄積されていきます。
自分を信じ、他人を信じる
「他人に任せる」という行為は、他人を信じるだけでなく、「任せても大丈夫」と自分自身を信じる行為でもあります。
コントロールしすぎない生き方は、心に余白をつくり、不安に振り回されない強さを育ててくれるのです。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。