スコット・ベッセント米財務長官は15日、連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の正式な人選手続きが始まったことを明らかにした。また、現FRB議長のジェローム・パウエル氏が交代する際には理事も辞任すべきだと提言した。ベッセント氏はこの日、ブルームバーグテレビのインタビューで「正式なプロセスがすでに始まっている」と話した。「ドナルド・トランプ大統領の判断であり、大統領のペースで進むだろう」とし、FRB内外に有望な候補者がいると語った。さらに「伝統的に、(退任する)FRB議長は理事も辞任する。議長が指名される前から『影のFRB議長』が混乱を招くという声が多く聞かれるが、前FRB議長が(理事に)留任すれば、それも市場にかなりの混乱を招くと私は思う」と述べた。
次期FRB議長選出、正式手続き開始=米財務長官
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