「無言」を目指すための答えない勇気

「無言のリーダーシップ」の観点から言えば、部下が質問してきても、リーダーが即答しないことが正解になり得る。もちろん、すべての質問を放置するわけではないが、「まず自分で取り組んでみて、どういう仮説を持ったか」を聞く姿勢は欠かせない。
部下が「自分なりにこう考えましたが、ここがわかりません」と意見を持ってくれば、リーダーは短いアドバイスで済む。一度でも自分で考えたことのほうが理解度が上がるので、再度同じ質問をしてくる可能性も低くなる。リーダーが下手に即答すると、長期的な成長機会を奪ってしまうため要注意だ。