YouTube『街録ch~あなたの人生、教えて下さい~』に著者出演で大反響!
“人生の意味探し”があなたを追いつめる理由
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 心の執着の手放し方』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!

人生に「良い・悪い」も「面白い・つまらない」もない
今日は、「人生には良いも悪いもないし、面白いとかつまらないといった評価も必要ない」というお話をしたいと思います。
人生は、たったひとつしかない
そもそも、人生というのは自分にとってたった一つしかありません。
他人の人生というのは、物語として見聞きすることはできますが、自分が生きられる人生は一つだけです。
そうであるなら、その人生に「良い」「悪い」と評価を下すこと自体、あまり意味がないのではないでしょうか。
地球に「つまらない」なんて言わないように
たとえば、地球がここにあるとして、それに対して「面白い」「つまらない」と言う人はいませんよね。
人生も同じです。自分にとって存在している唯一のものを、わざわざ評価する必要はありません。
人生に意味を求めすぎないで
もちろん、どうせ生きるなら楽しく過ごしたいという気持ちは自然なことです。
でも、「人生に意味があるのか」とか「この人生は価値があるのか」といった問いを深追いすると、かえってツラくなってしまうこともあります。
他人の人生と比べても意味がない
他人の人生を見聞きするのは、物語を読むようなものです。
自分の人生とはまったく異なるものなので、比較しても仕方ありません。
同じ条件で比べているわけではないのですから、「あっちのほうが良い」「自分はダメだ」と感じる必要もないのです。
今この瞬間に集中する
人生は評価するものではなく、ただ「ある」もの。
だからこそ、「今、自分に時間がある」ということを大切にして、どう過ごすかに意識を向けてみてください。
その過ごし方次第で、自然と満足のいく生き方になっていくはずです。
評価よりも、今を生きることを大切に
人生は一度きりで、誰とも比べられません。
「どうすべきか」ではなく、「今、自分は何を感じ、どう過ごしたいか」を大切にしましょう。
疲れたら休んでいいし、ぼんやり過ごす時間があってもいい。そうした柔らかな視点で、自分の人生を見つめてみてはいかがでしょうか。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。