「感動できなくなった」と感じたときに読む、“心を動かす”小さな習慣
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で幸せを呼び込む言葉』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
感性

前は「素敵!」って思えたことでも
だんだん感動しなくなる。
だからこそ、より意識して
感性を磨き続けようとするべきだと思うの。
そのためには新しいことに触れたり、
ちょっと環境を変えたり、新しい人とお話ししたり。
定期的にあえてめんどうなことをしてみる。
感性は意識的に磨くことで輝きを保てる
「年齢を重ねると、物事に感動しなくなる」と感じる人は少なくありません。
これは、同じような経験を繰り返すうちに、心が刺激に慣れてしまうためです。
しかし、これは感性が完全に失われたわけではなく、新しい刺激を求めるセンサーが鈍くなっている状態だと言えます。
変化を恐れず意識的に「面倒なこと」に挑戦
感性を再び磨き、活性化させるためには、「いつもと違うこと」を意識的に取り入れることが大切です。
例えば、これまで関心のなかった分野の本を読んでみたり、普段行かない場所へ足を運んでみたりするのも良い方法です。
また、新しい人と話すことは、自分とは異なる視点や価値観に触れる良い機会となります。
変化がもたらす心の活性化
こうした「あえて面倒なこと」に挑戦することは、新しい回路を脳につくるトレーニングにもなります。
新しいことに挑戦し、少しでも「素敵!」と感じる瞬間があれば、それがやがて大きな感動へとつながっていきます。
磨き続けた感性が人生を豊かにする
感性は、放っておくと衰えてしまいますが、意識的に磨き続ければ、いくつになってもみずみずしい感動を味わうことができます。
新しい一歩を踏み出すことで、日々の生活はより豊かになり、人生の喜びを再発見するきっかけにもなるはずです。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。