「肉が好き」と同じ…恋愛感情に“条件”はいらない
誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 1秒で悩みが吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)など、33万部突破シリーズの原点となった『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!

好き

【精神科医が警告】スペック重視で相手を選ぶ人は幸せになれない…どう本質で人を好きになる?『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)より
人を好きになる方法。
人を好きになるというのは、
一緒にいたいと自然に思うこと。
条件で好きになるわけじゃない。
「肉が好き」っていうのに条件いらないでしょ。
あれと同じ。だから方法なんかないの。
好きになるときは勝手に好きになる。
でも好きな人がいなくても、
それはそれで別にいいわ。

好きになることは条件やスペックでは決まらない

人を好きになるとき、「学歴」「年収」「外見」などのスペックで判断してしまう人は少なくありません。

しかし、スペックで人を選ぶと、その条件が変化したときに関係が揺らぎやすくなります。

スペックは一時的なものであり、相手の本質ではありません。好きという感情は、相手の肩書きや条件ではなく、「一緒にいたい」と自然に思える感覚から生まれるものです。

好きになることは条件では決まらない

人を好きになるということは、「この人は◯◯だから好き」という条件付きの感情ではないのです。

肉が好き」という気持ちに理由や条件は必要ないのです。自然と湧き上がる感情こそが、本当の「好き」です。

これは恋愛や友情だけでなく、人との関係全般に当てはまります。

好きになる瞬間はコントロールできない

「この人を好きになろう」と意識しても、感情は思い通りには動きません。

好きになるのは、相手の何気ない表情や会話、雰囲気に触れたときです。

だからこそ、条件リストを作って出会いを探すより、心を開いて自然な感情の流れを受け入れることが大切です。

好きな人がいなくても幸せでいられる

「好きな人がいないと寂しい」と感じるかもしれませんが、その時間は自分を磨くチャンスです。

自己成長のために学んだり趣味や健康に投資したりすることで、自分自身の魅力が高まり、結果的に自然な「好き」が訪れやすくなります。

スペックではなく本質を見て、自然な感情を大切にすること。それが、長く幸せでいられる人間関係を築く第一歩です。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。