「肉が好き」と同じ…恋愛感情に“条件”はいらない
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好き

人を好きになるというのは、
一緒にいたいと自然に思うこと。
条件で好きになるわけじゃない。
「肉が好き」っていうのに条件いらないでしょ。
あれと同じ。だから方法なんかないの。
好きになるときは勝手に好きになる。
でも好きな人がいなくても、
それはそれで別にいいわ。
好きになることは条件やスペックでは決まらない
人を好きになるとき、「学歴」「年収」「外見」などのスペックで判断してしまう人は少なくありません。
しかし、スペックで人を選ぶと、その条件が変化したときに関係が揺らぎやすくなります。
スペックは一時的なものであり、相手の本質ではありません。好きという感情は、相手の肩書きや条件ではなく、「一緒にいたい」と自然に思える感覚から生まれるものです。
好きになることは条件では決まらない
人を好きになるということは、「この人は◯◯だから好き」という条件付きの感情ではないのです。
「肉が好き」という気持ちに理由や条件は必要ないのです。自然と湧き上がる感情こそが、本当の「好き」です。
これは恋愛や友情だけでなく、人との関係全般に当てはまります。
好きになる瞬間はコントロールできない
「この人を好きになろう」と意識しても、感情は思い通りには動きません。
好きになるのは、相手の何気ない表情や会話、雰囲気に触れたときです。
だからこそ、条件リストを作って出会いを探すより、心を開いて自然な感情の流れを受け入れることが大切です。
好きな人がいなくても幸せでいられる
「好きな人がいないと寂しい」と感じるかもしれませんが、その時間は自分を磨くチャンスです。
自己成長のために学んだり、趣味や健康に投資したりすることで、自分自身の魅力が高まり、結果的に自然な「好き」が訪れやすくなります。
スペックではなく本質を見て、自然な感情を大切にすること。それが、長く幸せでいられる人間関係を築く第一歩です。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。