「ビリオネア」と聞くとジェフ・ベゾス氏やビル・ゲイツ氏のような巨大テック企業の創業者を連想する。だが、小さな田舎町にも大都市にも、めったにニュースで取り上げられない保有資産10億ドル(約1480億円)以上の富豪が存在し、その数は増え続けている。資産情報を手がける米調査会社アルトラータのデータによると、2024年時点で米国のビリオネアは1135人に上り、20年の927人から増加した。最も集中しているのは255人のカリフォルニア州だが、こうした超富裕層は、ミシシッピ州リッジランドやウィスコンシン州ワウナキーのような場所でも事業を行っている。アルトラータの推計では、米国のビリオネアの資産総額は約5兆7000億ドル(約844兆円)に上る(編集注:日本の2024年度の名目国内総生産=GDPは約616兆円)。
米国のビリオネア1135人 増え続けるその実態は
著名人から屋根材メーカー創業者に至るまで、超富裕層はどのような人たちか
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